弊社は廃番部品であろうとも、お客様からいただいたご要望を満たすために、世界中のネットワークを使ってとことん部品を探します。まずはお声掛けください。
メンテナンス等の理由で、古い部品が必要になることは意外に多いものです。しかし部品メーカーに問い合わせても、既に生産中止となっているため、部品が手に入らず困っている電子機器メーカー様はたくさんいます。
でも諦める前に、是非フィギュアネットにご連絡下さい。
既に生産されていない部品ですから絶対数は少ないですが、世界中で探すと誰かが持っていたりするものです。もちろん、いくら探しても「ないものはない」という場合もありますが、まずは諦めずに探すことが大切です。
弊社には、いろいろな国にパートナーがおります。そのパートナーは、弊社のリクエストに基づき、よりディープに電子部品を探してくれます。ありがたいことに、今まで何度も救われたことがあり、まさに「持つべきものは友」だと思います。
また面白いもので、数ヶ月のスパンで探すと、ひょっこり出てきたりすることもあります。様々な理由があるでしょうが、将来の値上がりを期待して生産中止品をストックする商社もいますから、市場価格が十分に上がったところを見計らって、流通させるからかもしれません。電子機器メーカーも、部品の生産中止情報が流れると一定数をストックします。ただ、予測がハズレると『余剰在庫』となってしまい、数年後に市場に流通されることもありますから、様々な事情があるのでしょう。
いずれにせよ、手間と時間を掛けて探さなければ、出てくるものも出てきません。
生産中止品を探されるお客様は、電力、鉄道、通信、運輸等、社会基盤のインフラを担っている大手企業様から、大学の研究室に至るまで、様々です。もちろん、どのお客様に対しても、誠心誠意一生懸命ご対応しておりますので、ご安心下さい。
お客様の喜んで頂ける顔を思い浮かべながら、頑張っております。
市場価値は、需要と供給のバランスによって決まります。需要があるのに供給が全くない場合には、その価格は『うなぎ上り』となります。
以前、弊社がお出ししたお見積金額をご覧になったお客様から「以前購入していたときの金額の数十倍だ!」とご指摘を受けたことがあります。
そのときは、数量が少ない上に、国内にはなく海外から調達するお見積でしたので、輸入関連の諸経費(送金手数料、為替手数料、輸入送料、保険、等)が加算されており、このように極端な差がでてしまいましたが、正味の部品価格だけを『以前の価格』と比べても、数倍の金額になっておりました。
その価格差を伺うと弊社も驚くことがありますが、これは『市場価値』のなせる業で、どうしようもありません。
もちろん、いつもそんなに高い訳ではありませんので、ご心配なく!
「また後で探そう…」と、時間をおいても安くなることほとんどありません。
それどころか、時間をおいたがために、より価格が上がっていたり、もう既に売切れてしまったりします。
「あのときに無理をしてでも買っておけばよかった…」ということはよくある話です。
生産中止品にも関わらず、なぜデートコードが新しいのか?
あまり高度な技術力を必要としない電子部品の場合、時として生産中止のはずなのに、新しいデートコード(製造年月)の部品が市場に出回ることがあります。
在庫元に確認すると、「納期は一ヶ月ほど掛かるが、部品の保証期間は何ヶ月でもOK」と絶対の自信をもって返事をしてくるのです。なぜでしょう?
それは海外の別の会社が、全く同じ品名とスペック(仕様)で、受注生産をしているのです。そこまでニーズがあるなら、元々の会社でも作ればよいと思うのですが、大手では臨機応変な対応が取れないのが理由のようです。
たぶん、製品名一つ一つに商標権を取っていないため、法的にも問題がないのでしょう。